品質管理と言えば、品質管理の7つ道具やQCサールと言った現場の品質管理を思い起こす事が多いかも知れません。こうした現場の品質管理は、製造業においては重要な要素であり、日本の製造力はこの現場力で強くなったとも言えます。

しかし、製造業においては、製品を量産開始するまでの、設計開発段階の品質管理も極めて重要であり、ISO9001等では、こうした設計開発のステップ管理も重要な要素とされます。だからISO9001の改訂が入ると現場は大変なのです。

一般的に、設計開発段階の品質管理としては、企画、構想設計、詳細設計、プリプロと言ったその企業に適した設計開発のステップ毎に、デザインレビューを行い、そのデザインレビューと知財や原価等に関して設定した条件をクリアーしているかを経営トップが判断して、あるステップから次のステップへの移行の可否を決定するパスポートシステムと言う手法を採っているケースが多いものです。

こうした設計開発品質に課題があれば、経営に与えるダメージは、現場での不具合発生以上に大きいのです。

多くの企業の例を学び、自社の業務内容に最適な設計開発段階の品質管理に関する社内規程を構築する事が極めて重要と言えるのです。